立ち仕事女子の辛い生理痛!こんなに辛い!
立ち仕事歴23年目の私にとって、『生理痛が酷い』は常に問題でした。
アパレル販売員は常に立ちっぱなし。
その上、生理痛を含むPMS(心身の不調)がひどくても、
立って、お客さんを接客しないといけない・・・という、
病人にとっては心も体も辛い仕事です。
実際、アパレルは少人数で回しているところが多く、
当日急に欠勤するというのは良くないとされています。
私も1日2,3人体制の店で働いたときは、どうしても休めませんでした。
自分が行かないと、一緒に出勤するスタッフが1人きりになってしまう、
そのスタッフがトイレやご飯にも行けないのでは・・・と思うと
どんなに痛くてもしんどくても休めませんでした。
頭痛や吐き気もするし、腹痛と、抗えないくらいの眠気と、血が出過ぎて貧血気味・・・・
よく働いてたなあ、と今さら引きます・・・
ちなみに私の勝手なジンクスですが、
そんなわけで、いつも無理するしかなかったし、
出勤したところで、痛みを忘れるほどの忙しさ。
私は生理痛は無理をするのが当然になっていました。
酷いときは、出勤したけど立っておれず、
バックルームの作業などに入れるならまだしも、
そうもいかないときは店に椅子を出して、入店の様子を気にしながら
立ったり座ったりしていました。
ほんとに辛かった。
生理痛を放置することで子宮の病気になりました
生理痛を放置すると、子宮内膜症や子宮筋腫という病気のリスクがあるようです。
ひどい場合、不妊にもなると言われています。
実際、私も無理に無理を重ねた結果、
ある日不正出血があり、病院に検査に行ってみたところ、
子宮筋腫といって、
お腹の中に赤ちゃんの頭くらいの大きさの腫瘍が出来ていました。
これをそのままにしておくと、子宮ごと取らないといけなかったり子供が産めなくなります。
ギリギリのところで手術と1週間程度入院をしたので、どうにか大事に至らずに済みましたが・・
手術代もかかりましたし、
入院後もすく動けるわけではなく約2ヶ月静養、
その間の給料も満額はもらえませんでした。
それからというもの、
転職のときは「生理痛で休ませてもらえる環境がある職場か?」をすごく重要視するようになりました。
悲報・生理痛に理解のある会社は実際は少ない!
先日、憧れていたラグジュアリーブランドのオファーをもらい、面接にも合格したのですが、
男性の面接官(人事と店長)に、
転職の話を受ける方向で確認の面談をした際、勇気を出して
「体調不良の際、休みをいただくことは可能ですか?」と聞くと、
渋られました。
というようなことを言われました。
「ちょっと迷惑」みたいなムードを醸し出しながら。
100年の恋が冷めた瞬間でしたw
同じくラグジュアリーの店長職に合格したときも、
「スタッフが全部で3人ということは、平日2人と出勤になると思いますが、その際体調不良で休めますか?」と聞くと
と言われました。
実際、以前別の店で1日に3人で2店舗回した経験もありますが、そんな簡単なものではありませんでした。
他店からの移動時間も含めるとヘルプに立ってもらえるのはせいぜい2時間弱。
あとは独りで、トイレやご飯のタイミングは選べません。
休まれて残ったスタッフの負担を思うと出勤しないといけないんだけど、
出勤したスタッフだって心身ギリギリの状態ですから、
これじゃ販売の土俵ができてないですよね。
じゃあ立っとくだけで売れるもん作りやがれや
どんなに外資系で有名なところでも、
販売員の体調に関してなんてこんなモンが現実です。
これからは、お給料とかやりがいだけじゃない。
・自分の体調面に無理なく働ける(生理痛・妊娠・加齢によるしんどさを考慮してもらえる)
・感染症や災害が起きたときスタッフを守ってくれる(有休が使える)
この二つが、すっごく大事だと、今思ってます!!
取得率が1%無い?!生理休暇とは何ぞや
「生理休暇」って
「生理のときに休めてお給料も補償される休暇」だと思ってたんですけど、
これどうやら間違いみたいで、
生理休暇自体は有給か無給かは企業が決めれるらしいのです。
勿論、生理休暇を有給でくれる会社は最高に素晴らしいと思います。
今あなたがそういう会社に勤めてたら、大当たりです、おめでとう!
じゃあ、無給にも関わらず「生理休暇」って書いてる求人ありますよね。
あれは何故???となるんですけど、
正確に言うと、
労働基準法第68条で定められている法律で、
「生理による体調で就業が著しく困難な場合、
雇用者はそれを認めないといけない」
というものです。
いくら有休が事前申請でも、
生理の日まで正確とは限らないですよね。
ホルモンの都合で生理予定がずれたりすることは多々あります。
生理になったからというだけで休んで良いわけじゃないんですが、
という日は堂々と生理休暇を取れますし、認められるべきことなんです。
これを「どうにかして来い」と言う企業は法律違反ですし、
口に出さないまでも、遠回しにそれができないムードにするのは
率直にハラスメントだと思いますね。
※その代わり、給料が減る&有休を使わせないのは法律違反になりません。
だから「生理休暇あり」って求人に書いてると、ただ福利厚生が充実して見えるという
企業側に都合が良いだけであって、
実際は
「意味に気づいた人は、自分で考えて納得の上で使ってね。」という
複雑且つ、ちょっと意地悪なものだと思います。
生理痛で仕事を休むのは甘えなのか?
生理休暇の内容も改善されるべきところですが、
なんせ昔から日本はずっと「生理は隠すもの・生理=仕事には関係無いもの」とされていました。
その時代の考えが強いジジイが国を牛耳ってるというのと、
まだ多くの男性が生理について知る機会が少なかったため、『生理』というものを認知しきっていません。
やっと令和5年ともなろう今、
男女一緒に性教育で学び出したらしいです、、、遅、、、。
なのでZ世代も含め、生理に理解のある男性は少ないし、
女性でも生理が軽い人には理解してもらえません。
ですが、
多少理解されなくてもいいから生理のときは無理したくないんだ!という人は、
自分で『生理で休むことの正当性』を主張するしかないのです。
生理で休みたいと言った時にウンタラカンタラ言ってくる上司は、
生理休暇の詳細を知らない可能性があります。
そのときは会社の求人を見た上で、
「うちの会社、生理休暇ありましたよね?お給料出ないのは良いんですが、休ませてもらうことは法律で認められてるんですよ。」と教えてやりましょう。
でも日本人は社畜根性が染みついてるので、
「甘えてる」とか「迷惑」という意見も半数はあるのが実際のとこだと思います。
体調を優先するなら多少の陰口やバッシングは聞こえないフリを通し、
「お休みありがとうございます」と御礼は言い、あとは毅然としておく!
休養を得るにはこういうときの図太さが必要。
しんどいときに家で寝れるって良いですよ~( ;∀;)
どうしても『with生理』で働かないといけないのなら
とはいえ、どうしても休めない日だってありますよね。
そんなときはコレです!!!
『シンクロフィット』です。
通常のナプキンはいつもどおりつけるとして、
これは股の出血の入り口に直接充てるナプキンです。
厳密に言うと、
いつものナプキンとW使いをするのですが、
出血の出口をふさいでるので、
このシンクロフィットの部分にほとんどの血液が吸収されます。
だから、いつものナプキンは
『シンクロフィットが吸いきれなかった血液だけが漏れる』のです。
これを使いだして、2日目3日目の多い日も、
オムツみたいなボリュームのナプキンをつける必要が無く、
普通ナプキンにシンクロフィットで事足りています。
動いてるときの安定感と、
見た目のすっきり感。
尚且つ、ナプキンとは違って、
なんと、使用後はトイレにそのまま流せます!