ストレス無く働くアパレル販売員が実行している5つの行動
誰もが知ってるように、
アパレル販売員は、華やかに見えてもストレスはとても多いです。
・長時間労働がきつい
・職場の人間関係
・接客におけるストレス
・上司が怖い
・毎日の服装に悩む
長時間立ちっぱなしというだけでなく、色んな心労もあり、それはもう大変な仕事です。
若い頃の自分は、仕事のことで頭がいっぱいで、仕事に重きを置き過ぎたせいか、
仕事で心かき乱されたり、気持ちが災いして片頭痛や適応障害など体調を崩したり、
とにかく苦しい働き方をしていたことがあります。
そんなアパレルでのストレスも、
ひとつひとつ潰していくと、この最近は心穏やかに自分の時間を楽しめるようになりました。
私が今のように気楽に働けるようになるまでにしたことをご紹介します。
①残業しなくて良い働き方をする
今日やるべき業務を確認して、お客様がいない隙間時間に先々終わらせていきます。
いざ帰れる時間に「あの仕事が残ってた!」なんてならないように。
上司は忙しくて指示を出し忘れてることも多々あるので、あてにしないでどんどんやっていきましょう。
とくに夕方の休憩が終わってからは本格的に帰る準備を進めます。
それはもう、本気で(笑)
掃除などはお客様が居てもやってて問題無いです。
ただし、接客が必要そうなお客様がいれば、お客様のタイミングを見て接客は行いましょう。
その日使った備品(ショッパーなど)の補充や、ストックの整理、日報など、
毎日のルーティンで行ってることは、お客様がいない隙に早く終わらせます。
量が多いときは隙間時間に少しずつやっていきなるべく早く終わらせます。
以前、残業好きの上司に、
「ショッパー補充する時間が早い」と注意されたことがあります。(お客様のいないときにやったにも関わらずです。)
早く終わるものは早くすればいいのに、
そういう上司は「時間を有効活用する」ということよりも「決められた時間を守る」ことを優先します。
ただ、それ以降に急な用事が入れば、たちまち雑用が後回しになり残業・・・
残業をするということは会社は無駄な残業代を払い、労働者は無駄に疲れを溜めるという、
誰も得をしないものです。
同じく、勤務開始時間の15分前などに出勤することを求められるのも現在ではパワハラとなります。
これを知らない上司は意外と多く、
礼儀や忠誠心のひとつとして強要してきたりしますが、会社と結んでる労働契約は8時間ですし、契約上の出勤時間以外の時間は出勤することを強く求めてはいけません。
いざ注意されたら教えてあげるくらいの勢いで、私は労働契約を守ってます。
日本人は真面目なはずなのに、
勤務開始時間や退勤時間が守れないという困った点があります。
これも職場の雰囲気でみんながそうなっていくのですが、
内心疑問を感じてる人は多いです。
1人が勇気を持って行動することで自然に周囲も合わせてきます。
②必要以上につるまない。飲み会は嫌ならパスして良い
アパレルは職場自体が若いこともあり、スタッフ間のつきあいが多い!
楽しいと思えるうちは存分に楽しめば良いです。
ただ、体力的、金銭的にきつくなってきたりすると嫌だなと思うことがあります。
なので私は新しい職場では人間関係をかなりライトにしました。
ごくたまに、
仲の良いスタッフとランチに行くことはあっても会社の飲み会などほとんど不参加です。
だいたい給料も低いのにアパレルの飲み会は不思議なくらい自腹です。
『いつも飲み会来ない人』のポジションを確立したら、オンライン飲み会ですら不参加ですが平気です。
そのかわり、店舗で仕事中に顔を合わせるときだけはしっかりコミュニケーション取ります。
まあ、挨拶や仕事のやりとりは感じ良くし、余裕があれば短い雑談を全員と1日1回以上はする。
それで何も問題ありません。
中には苦手な人もいますが、その場合は雑談までは難しくても、挨拶と仕事のやりとりだけは感じ良くします。
はじめはギスギスしても、時間をかけて『敵じゃない』ことを解ってもらえたら相手の対応も柔和になり、お互い踏みとどまった関係のまま無難に付き合えます。
これだけでもお互いの腹を探るとか、要らぬ詮索をしなくて済むのでストレスが無くなります。
③嫌なお客様の相手をしない
日本の接客業は、スタッフ側がかなり感情を殺して無理して嫌なお客様にも耐えるべき、みたいなイメージがついています。
ただ実際どうでしょう。
販売員側が思ってるほど
「買ってもらうために何でもしないといけない」わけではありません。
自分が経営者なら別ですが、こちらは雇われてるだけの身です。
この嫌なお客様に絡まれ、嫌な思いをして売ってもなんら収入は変わりません。
むしろこの人に関わることで一気に労力を奪われてそれ以降力が出なかったり、
ひどい場合は接客を嫌いになっていくほうが大きな損失です。
だからそんなに真面目に受け止めなくていいんです。
耐えるくらいなら、そんな人帰ってもらいましょう!
会社単位で見ると莫大な売上があります、その人ひとりが買わないことに何ら問題ありません。
今このお客様を打ち切って、他のお客様の相手をして買ってもらえばいいじゃないですか。
「ご希望には添えないですね、申し訳ありません。」の一点張りで、
「どうぞ、ゆっくりご覧ください!」とピシャッと挨拶して足早にその場を去るんです。
他の事したりとか。
④『売る』ことを楽しむ
ほとんどの販売員が
A 売上=どーでもいい
B 売上=本当にプレッシャー
に分かれます。
Aの場合、
一見ストレスが無さそうですが実績も無いため、
周囲に気に入られないと会社での存在価値が無いのです。
本人もそれを自覚しているのか、
売れない人は権力者に媚びたり派閥に属したりと、変なところに力を使っています。
Bの場合、
プレッシャーを感じることに良いことはひとつもありません。
妙に攻め気味になったり、妙に引き気味になったりと我を見失ってる状態だからです。
また、そこそこ売上を取れる販売員に関しては、
多少頑張れるのでそこそこ実績も出ますが、
だんだん顧客様と依存し合う関係(買ってもらう代わりに濃厚に付き合うなど)ができてしまったりして手間と疲労が増していきます。
私は、『販売は人助け』って思ってやってます。
お願いして買ってもらうものじゃなくて、
「迷ってる人に、買ったらいいものを教えて差し上げる」のです。
助けたら売れて、感謝されて、評価されるんですよ。
お客様と一緒になってワイワイ話して、
買い物する気持ちを盛り上げてあげるだけで
お客様がいっぱい笑ってくれてまた自分を指名してくれるんですよ。
私はこの『楽しむ』ことがしっかり身についてからは、
ひとつも「売りたい」と思ってないのにどんどん売れてしまって困っています。
売り過ぎたら来年求められるハードルが上がるし・・・
顧客様を作って濃厚な付き合いをしてお呼びしたり・・・というやり方もしなくなりましたが、
接客のやり方次第で誰にでも顧客様同様のまとめ買いしてもらえます。
お客様のほうがまた私を指名する!と言ってくれるので、
自分からは取り立てて何もしないんですよねw
⑤『売っていれば』嫌なことはNO!と言おう
上司の指示にどうしても納得がいかないことってありますよね。
アパレルは売ってこそ正解。
でも中には「それやらすの?!」という信じがたい指示を出す上司がいます。
「お客様が入店したら3秒で声をかけなさい」
「お客様にはすぐ名簿もらって電話かけなさい」
とか。
売らずして「嫌だ」は通用しませんが、
自分なりの理由があって、自分なりの方法でズバ抜けて売ってれば、
例外として自分だけやらなくて良くなったりします。
そんな甲斐あって、粗を探す人や僻む人も出てきます。
「売るばかりではなく業務面を・・・」とか言われたりね。
人の2倍3倍売ってる私が業務まで出来たら、
2人3人解雇されるかもしれないから、
みんなの雇用守るために売ってばかりなんだけどね!という究極の言い訳も用意してるので大丈夫、
そんなことでへこみません!!
お客様全員が『汚客』に見える人の原因と改善法 X(旧Twitter)を見てると、 客はどいつもこいつも汚客だああああ!!! と、ヒスってる同業者をたくさん見かけます。 そのたびに私は思ってました。 […]
もしも今の職場が泥沼化していたら・・・
そうは言っても、
すでに今の職場が泥沼化していて自分が上記のような努力をしても無駄」だろうって感じたら・・・
それはもう転職したほうが良いです。
私は今までそうしてきました。
基本的に仕事内容は好きだけど、取り巻く環境が自分でどうにも出来ないと判断したら辞めます。
だからといって、今すぐ辞めるのは早まり過ぎというもの。
市場での採用状況もどうなってるか解らないし、独りで動くのは危険です!!
転職エージェントに相談して、
今の転職状況聞いたり、
エージェントしか知らない非公開の良い案件を紹介してもらいましょう!
相談から転職サポートまで、一切お金はかからず無料なので、
2,3社登録しておくとすぐ良い求人が見つかります。
そして水面下で、休みの日に面接を入れて合格を勝ち取れたらすぐ辞めましょう。
詳しい転職準備、エージェント選びに関しては、
コチラ↓の記事でしっかり書いています!
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