誰でもできる!アパレル接客で簡単にセット率アップするコツ

誰でもすぐ実行できる!簡単にセット率アップする方法

年々、ご来店やお買い上げが著しく減っているアパレル業界。

どこでも毎日毎日「セット販売をしましょう」と言われてるはずです。

 

『セット率』=1人のお客様あたり何点お買い上げされたか。

とはいえ、

商品を何個も勧めるほどお客様との間が持たない、という初心者の方もいらっしゃると思います。

 

私の得意分野であるセット販売。

とくに、「ついでにもう1点」はそんなに高いハードルではなく、

日々のちょっとした心がけで出来るものも多いので、

誰でも簡単に挑戦できることをいくつか紹介します。

 

みんなやりがち・・・レジに一目散!はやめましょう。

せっかく苦労して進めた商品。

「やっぱり考えます。」など言われたくないという不安から、

お決まりになると突然、先を急ぐ販売員は多いです。

 

即座にハウスカードの有無の確認に入る者もいれば、

「まだ他に何か見られますか?」と早口で聞きつつも、

もう販売員の心が先にレジに行ってしまってる・・・・( ゚Д゚)?

 

でもちょっと待ってくだい。

 

お客様、店内もう充分見ましたか???

 

ほとんどの場合がフラッと見てて、

店内ゆっくり見終わる前に(あるいは早いタイミングに)販売員から声を掛けて接客をして、

そのままお買い上げになっていると思います。

 
まだ店内見られますよね。商品あちら(レジ)でお預かりしておきますよ。
と、まだ見る前提で、しかもラフに言ってみる。

自分で「まだ店内見たいので・・・」と言えるお客様は少ないですよね。

だからこっちが誘導するのです。

すると半数のお客様は「あ、じゃあもうちょっと見ます。」と言われます。

 

そして、まだ続けて店内を見る選択をされたお客様には、

お買い上げが決まった商品を持っていくと見せかけて、

「どうぞ、ごゆっくり!」と言いながら、

どの商品を見ているか再び観察をします(@_@)

 

このときお客様はもう販売員の目に対する警戒心が薄れているので、

純粋な自分の興味で見てくれていたり、ひとつお気に入りを見つけたことから、

入店時よりも興味を持って店内を見てくれていたりするものです。

 

そこで興味を示しているアイテムがあれば、また再び接客チャンスが自然に生まれますね。

そう、これは『自らの不安に負けず、待っただけ』

 

簡単ですよね?

「急いで終わらせるのをやめる」です。

「もう(店内見なくても)大丈夫です」と言われたら

はじめてレジにご案内すればいいのです。

セット率を上げるための本当に簡単な一言!

もうひとつ、セット率アップにつながる行動があります。

 

何の脈絡も無くて良いので、

ひとつだけ、あなたが客観的に見てこのお客様が好きそう(または似合いそう)なジャンルのものやアイテムを紹介してみることから始めてみましょう。

 

効果的なタイミングはフィッティングです。

フィッティングに入ったら、そうでないときよりは多少会話もしていることでしょう。

 

私は、ある程度和んだり、お客様と距離が縮まったと感じたら

 
全然関係無いんですけど、これなんかお似合いになりそうです。
 

売る気を隠してさりげなく思いついたように言うのがポイント。

 

それ以前にお客様が見ていたものを記憶していたら、その中のひとつを見せてみるのも良いかもしれません。

そうすると、

 
そう!それ、さっき見てたんです(笑)

と言われることもあります。

 

試着室にいるともなれば、そのままついでに着てみてもらえて、良ければ購入という流れができやすいですね。

試着中に言うのがポイントです!

脱いだついでに着てもらう!!

自分の服に着替え終わって出たあとに言っても効果が半減するので、

試着室にいるというチャンスを有効に使いましょう!

 

「セット販売という言葉は重荷に感じるかもしれないが、

簡単にトライできるのは、

誰に対しても、「ひとつプラスで紹介する。」だけ。

 

まずは売れなくてもいいから、

何かひとつの商品を、ついでにポロッと口に出してみてください。

 

私はアドバイザーとして、

その人が良く見えるアイテムや似合う物を自分視点で1点は勧めてみることにしています。

 

その際、お客様が欲しいものはあまり関係ありません。

服好きの自分から見て

もし自分がお客様の外見だったらこんなの着る、っていうのを

偉そうな言い方になりますが、「勉強してもらう」気持ちでw

「これ買ってみたらあなたの良さもっと出ると思いますけど」と言わんばかりに。

 

すると、お客様も

「あ、他人にはこんな視点もあるんだ、自分じゃ選ばないな。」

と興味を示してくれることも多々あるのです。

 
まとめると、
①会計を急がない
②あえて何も脈絡のないところから商品を見せる
 
この二つを1回1回の接客で出来る限り行うだけでも、

2点で売れる可能性は上がり、

慣れてくるとこんなものは朝飯前になり、

2点づつ売ることがあなたのスタンダードになる日が来るでしょう。

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最後に、セット販売に欠かせない

『ヒアリング』について、

やり方をまとめました。

ぜひ併せてご覧ください(^^

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