アパレル販売員が個人売上を上げる方法
アパレルの販売員であるということは、
このひとつに尽きると思います。
個人売上!!!
個人売上を上げるには、大きく分けてふたつになります。
①顧客さんを増やす
②提案力を上げる
③出来ないことを、出来るようににする
どういうことなのか、具体的に説明していきます。
顧客さんを増やす
よく言われることです。
顧客さんって、はじめから
提案力を上げる
服が好きだからショップ店員になったから、
周りの人間より少しオシャレだからっていうだけで服は売れません。
提案力が低すぎる人が多くてびっくりします・・・
どんな知識が必要かというと、
①サイズ感の見極め
②お客さんに合ったテイストでスタイリング
③素材の知識
④表現力
こんなにあるんですよ!( ゚Д゚)!
暇そうに立ってる暇はありません。
さっさと勉強してください。
①どのサイズ感がお客さんにとって良く見えるか、のジャッジは意外と大事。
例えば、
お客さんが一目惚れして「着てみてもいいですか?」と言ってくれたものでも、
イケてないサイズを着せたら即却下になってしまいます。
2サイズ着て迷ったときも、
お客さんと一緒に「Sかなあ、Mかなあ」なんて言ってたら
②お客さんに合ったテイストでスタイリング
自分が服を着るのが好きだから、というだけで販売員は務まりません。
年齢ごとに似合うものが違ったり、
ライフスタイルによって必要な服も違うし、
それらすべてを、
お客さんの話を聞いて、
その人になったつもりで良い買い物できますか?ということです。
「この人にはこんなアイテム」というのはもちろん、
どんな着こなしをすればその人が良く見えるか、ということを
常にお店の商品を見ながらイメージするのです。
③素材の知識
これもおろそかにできないところ。
わたしたちの扱う商品は、ほとんど『買っておしまい』だけじゃなく、ケアが必要です。
洗えるか、洗えないか、どう手入れするのか。
それだけではありません。
『服がその素材で作られる理由』というのも存在します。
素材にはメリットとデメリットがあります。
「これはポリエステルだからシワにならないし、色落ちしにくいです。」
「ウールは見た目に高級感があり、防臭抗菌効果もあります」
など、
素材の話を織り交ぜることで商品の良さが倍増して伝わったり、
どちらの商品にするか迷うときも、違いを伝えるのに役立ったりするので
素材を覚えるのはとても大事なことです。
④表現力
何でも「可愛い」「カッコいい」を多用していませんか?
ボキャブラリーの少なさ=デキなそうに見えます。
『可憐な雰囲気』
『凛とした印象』
など、商品やスタリングに対する表現方法が多ければ多いほど
あなたがプロらしく見えて信頼を得ることができます。
この『特別ワード』を増やす教科書は雑誌!
雑誌にはプロが練りに練った表現がたくさん隠れていますよ。
何より、お客さんが服を選ぶヒントがたくさん得られるので
迷ってやめる確率が減り、
決定してもらいやすくなります。
出来ないことを、出来るようになる
当然ですが、
出来ることが増えれば売り上げが増えます。
私の場合、
今の会社に入社して4年、
初めてメンズの販売をしたのですが、
個人売上が右肩上がりなのはこういったことがありました。
1年目・・・男性客のセット販売(女性とが違う)をマスター
2年目・・・ちょっと高額なビジネスラインを販売できるようになる
3年目・・・袖直しの採寸ができるようになり、売れるジャケットやアウターが増えた
4年目・・・高額アイテムの販売が得意になった
こうして売り上げを更新してきました。
これらのひとつひとつを、
1回できただけで満足しないで、
その成功法を何回も繰り返し、使い回すのです。
そしたら身体が覚えて、
わざわざ考えたりしなくても
その場面になればパッと言葉が出てきます。
そのためには、
前項目の『提案力を上げる①~④』が大事になってきます。
さて、このように
提案力を身に着け、出来ることを増やし、
さらに顧客さんまで増えたらどうなるでしょう?
まさに、
個人売上が伸びます。
接客上手くなりたい、個人売上上げたい、という方は、是非意識してみてくださいね。
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