うざいと思われる!いつもお客様に無視される人が直すこと。
ショップ店員の声掛けの代表格であるセリフ、
『良かったら〜してくださいね。』という声掛け。
これ、大昔からあるんですけど、
何年経とうがみんな変わらず使い続けていますね。
ほとんどの販売員が、凝り固まったテンプレートのように、
一途にずっと使い回しているのです。
例えばお笑いのコントで演じられるウザい店員像も、
第一声目に必ずこれを言ってます。
そして販売員の薄っぺらさや頭の悪さを誇張して演じ、
ある意味視聴者に
販売員のマイナスイメージを広めたと言っても過言ではないと思います。
だからなのか、
私は、ある時からこの言葉を使うことを強烈にためらうようになりました。
この『いかにも』な良いとこ無しのこのフレーズをわざわざ初対面のお客様に言って、
まだ何もしていないのにみすみす嫌われたくないですよね。
ではどうするのが良いでしょう。
みんな嫌がる「声掛け」。成功するアプローチは、意外と普通?!
販売員なら誰しも、1日に何度もするアプローチ。
カタ過ぎてもお客様を緊張させて足早に帰らせてしまうし、
かといって満面の笑みで元気過ぎても面倒臭そうと警戒されるかもしれない。
では、どうすればお互い不快にならず、
この『アプローチ』という挨拶をこなせるだろうか。
日々試した結果、ふたつの答えに辿り着きました。
ひとつは、
『良かったら』を『どうぞ』に置き換えてみる。
一見、シンプル過ぎて素っ気ない。
しかし、一番普通に受け入れられやすい。
ふたつめは、『クッション言葉』を取り入れる。
どちらも、販売員から声を掛けるものの、
『必要であれば』というクッション言葉を用いて
販売員でる自分と話すかどうかは相手に委ねます、という意思表明をします。
ほんの少し距離を置いた言い方で
あくまでも、もしあなたが困ったら助けますね、という見守りのアプローチです。
何なら声を掛けたあと一旦目を逸らし、服を畳んだりして気配を消す。
私なら少し相手から離れたりもします。
「売りつける気は無いよ」と相手にわからせることで、
お客様も警戒せず、
声掛けされたあとも自分のペースを崩さず店内を堪能して頂けます。
このひと手間をしたあとは
セカンドアプローチがすっごくやりやすくなるので、ぜひ試してみてほしいです。
結局、声掛けは「ただの挨拶だけどキチンとする」だけ。
一見、消極的で『声掛けする意味あるの?』と思われそうですが、
この挨拶(声掛け)をしたあと、商品を触られたとき、接客に入ると、とてもスムーズにいきます。
一見、消極的で『声掛けする意味あるの?』と思われそうですが、
一度その前に、相手に不快感を与えること無く、ごく自然に顔を合わせて話してるから、
接客も自然に受け入れてもらえるのです。
声掛けはそのためであって、それ以上でもそれ以下でもない。
だから緊張しなくて良いのです。
憂鬱にならなくても良いのです。
ただ穏やかに、相手を緊張させない簡単な挨拶をしよう、
お客様が居やすくなって、
何かあれば声かけよう、と思ってくれればアプローチとしては上出来です。
では、声掛けを『無駄打ち』しなくて済むよう、
成功率の高い声掛けをする準備について書きました。
これをするだけで声掛け、アプローチの手ごたえが全然違います。
ぜひ参考にしてみてください。
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