辛いだけじゃない！アパレル販売員の良いところ７選
アパレル販売員は、世間でも良いイメージがありません。
嫌な客の相手、
売上のノルマ、
上司や同僚との人間関係に苦労する、
低賃金で残業あり、、、など。
実際にその中にいる人間としては、
業界全体がそうだというよりも、
アパレルは良くも悪くも、その会社の上司、
もっといえばその職場の管理職の考えが色濃く反映されます。
従って、上記のマイナスポイントはすべてに当てはまらないのです。
それでも今からアパレル販売員になろうとしてる方、
または現在アパレルで働いてるけどアパレルを続けるか迷ってる方。
２２年間アパレルで働く者として、
アパレルはそこまで最悪ではないよ、と言いたいので
改めて、
と考えてみました。
朝が遅く、混雑が無い
アパレル販売員の朝は少し遅めです。
大体のお店が１０時くらいからオープンのため、
９時あたりに出勤だとしても、
一般企業の人や学生でごった返す時間より後の通勤になります。
バスなども席に座れることが多いため、
通勤時間に本を読んだり動画を観たり、ゆっくり過ごすことができます。
夜も同様で、
学生や一般の会社員が帰る時間より遅いので、混雑が無く快適です。
平日休みで混雑が無い
これもまた、通勤と同じですが、
休みも平日となると、
どこに行っても空いています。
騒がしかったり並んだり、という
土日休みであれば当然起こるようなシチュエーションが基本的にありません。
飲食店もイベントもごった返して、並んで、
時間や体力を消耗して
本来の目的を楽しむ余裕が無くなるのは嫌なので
私は平日休みをとても気に入っています。
度を超した残業は無い
小売業である以上、必ず閉店時間があります。
これがあるから度を超した残業はありません。
棚卸なども、昔は大残業していましたが、
現在ではRFIDという機械による読み取りが主流で、
しかも、ほとんどが暇な平日の営業中などにできるところが多いです。
ただ、人手不足が蔓延している業界なので
閉店後にすべてのしわ寄せが来て残業になる職場もあります。
ただ、入社前なら面接で残業の有無（どのくらいあるか）は聞けますし、
現在働いてる人も、
大人数で動くというよりは、
ある程度は個人の裁量に任されてる仕事なので
残業にならないよう仕事をこまめに片づけたり工夫することができるでしょう。
常に周りにイケメン・美女がいる
この業界あるあるです。
外見に気を遣う仕事なので、
驚くくらいのイケメンや美女がゴロゴロいます。
同じ店にいなくとも、同じ施設にいるとか。
持論ですが、見た目が良い人は性格も良い人が多いです。
例え付き合えなくてもｗ、
そんなイケメンと楽しくお話したり、一緒にランチ行けたり、というのは凄く尊いこと(笑)
普通によくある日常ですが、
この職業でとても多いんですよね。
ありがたいな、と思います。
若くオシャレでいられる
上記に通ずることですが、
やっぱり周りの美意識が高いことで、
自分もその中で浮かないように多少身綺麗にします。
その積み重ねが結果として、自分自身も若く綺麗にいられることにつながっています。
個人的には今年、
「こんな若いイケメンと行動することが増えたのだから、
一緒に歩いてて違和感無いようにしたい！」と思い、
６キロのダイエットに成功しましたｗ
良い緊張感をずっと持っていられます。
コミュ力が上がる
最後に、
コミュ力はものすごく付いたと思います。
毎日の接客はもちろんですが、
暇なときは上司や同僚としゃべってる時間も長いし、
無駄話も含め、とにかくよくしゃべってる仕事です。
しゃべるだけでなく、
聞き方、リアクション、質問、答え方など
常にどう言うか考えて返す。
これも場数を踏むと上手くなり、
ユーモアを交えて話したり、
絶妙な言い回しで相手を納得させたりできるようになります。
これらは私生活の人間関係だけでなく、
面接の場でも活きますし、
コミュ力に救われた、と感じる場面は多々あります。
せっかく接客業をしてるのなら、ぜひ身に着けてほしい能力です。
逆に、
現在販売員をしてる人なら解ると思いますが、
接客業をしてない人のコミュ力の低さにびっくりすることありませんか？
土日なんかはとくにそう感じますよね。
接客業ではない人、または接客をした経験が無い人がお客さんで来ることが多く、
やりとりをする中で、
って、思うことありますよね。
それは相手も仕方ないところがありますが、
皆さんが一般以上のコミュ力が身についているため、とも言えます。
コミュ力があることで人間関係や恋愛はもちろん、
一度出会っただけの人や、行ったお店でも
コミュニケーションによる楽しさを実感できることが増えるでしょう。
ちなみに自分のコミュ力がどのくらい成長したか？を測る指標もあります。
それこそが個人売上です!
個人売上が高いほど、人を説得する能力があるというもの。
その能力の中には、
自分の魅せ方や、相手を観察した提案力なども含まれます。
こんな生涯必要なことを、毎日接客を通して学べるのはとても有意義な仕事だと思います。
良いお客さんとの出会いがある
接客業では、「嫌な客の相手が本当にストレス！」という声が多いですが、
良いお客さんもたくさん居ます。
良いお客さんをたくさん作り出せるか？というところは自分のコミュ力次第ですが、
私ぐらいになると、
顧客さんでも初見のお客さんでも、
接することで楽しくなれるように仕向けれますｗ
それに、服を見立てる、という自分の特技であり業務を遂行するだけで、
驚くほど感謝されることが多々あります。
それだけ、服のことで困ってる人や、楽しい買い物がしたい、という人は多いです。
朝は嫌々仕事へ向かったのに、
帰りには今日出会ったお客さんとの会話を思い出しながら帰ってる、そんな毎日です。
もはや職場というか社交の場、くらいに思えてきます。
一度は経験してほしい、接客業。
以上が、アパレル販売員の良いところです。
私はずぼらで飽きやすい人間ですが、
そんな人間でも飽きずにやれてる仕事です。
キラキラしてるのはほんの一部だ！とか言われますが、
それはかなりの謙遜で、
と思いますｗ
今の会社がキラキラしてない！嫌なとこばっかりだ！っていう人は
お勤めの会社が悪い、職場が悪い、上司が悪いんだと思います（解っていらっしゃると思いますが笑）
自身が会社や職場を変えるだけでガラリと変わることも多いので、
リスクが無いように水面下での転職活動をお勧めしています。
まずはアパレル業界に詳しい人材紹介の専門家に話を聞いてみてくださいね。
もちろん、話を聞いた上で、転職してもしなくてもOKです。
楽しいアパレルライフを送る仲間が増えるとうれしいです(^^♪