アパレル業界危機!「個人売上」で自分の雇用を守る時代に。
近年、アパレル業界の不況が、
コロナでさらに追い打ちをかけられ、
ブランドの撤退が増えたようですね。
売れなかったら、遅かれ早かれお店は無くなります。
自分が経営者だったら、売りもせずに、所属してるだけでお給料が出て当たり前といわんばかりに寄生する社員、要りますか?
どんなに見た目がオシャレで素敵でも、「あの人が素敵だからここの服買おう」なんて思ってもらえる時代は終わりました。(1990年代はカリスマ店員というものが流行り、そんな時代もありましたが・・・)
今や、オシャレなだけ=無価値に近いです。
この状況なので、会社からは「売ってください」と言われて当然です。
それができないと店は潰れますし、
仮に、売る力さえあれば店が何個潰れようともまた別の店で必要とされ、実績を出し続け、販売員として生き続けることができます。
自分の雇用を守るために、個人売上という指標がとても大切になってきます。
例えば転職をする際も、
・自分のセット率、客単価
・自分の売上は組織の中で何人中の何番か(店舗内でもブランド内でも)
・毎年どれだけ個人売上が伸びているか?何をしたおかげで伸びたか?
他、顧客様は何名いるか、個人売上の中の顧客割合など・・・
のように、個人売上についてアピールすることで、
面接する側が「この人は販売員としてどのくらいの力を持っているか」判断する材料となるからです。
むしろこのあたりのことが言えないと、売上に興味が無いと思われても仕方ないでしょう。
どのアパレルも傾きかけてるときに、売れない人要らないですよね。採用する側もとてもシビアになっています。
だから、もう数年販売で食べていこうとしている方は、売る力をつけていないと今後ますます危険でしょう。
即効!明日から、手っ取り早く個人売上を上げるためにやるべきこと。
トップ10だけは把握しよう!
どのお店も、売れてる商品のランキングのデータが存在します。
そのデータを見てみてください。無い場合は上司にデータを出してもらいましょう。
とりあえずトップ10で良いので、10個だけ、お店で人気がある順番を知りましょう。
人気のある商品を知ることがなぜ大事なのか。
「そのブランドが好きな人がお金を払って実際買っている傾向だから」です。
例えばテレビで、
アイドル総選挙で1位を取った子と、選挙に出たことが無い研修生、どちらのグッズが売れますかって話です。
多くのお客様の関心のあるものを出したほうが売れます。
これは極端な例えですが、1位の子と56位の子でも同じことが言えます。
だから、お店に来るお客様が大好きな10個の商品についてまず徹底的に勉強します。
・そのアイテムのお手入れ方法は?
・そのアイテムの素材やコーディネートは?
・そのアイテムの良いところは?
・そのアイテムの弱点は?それをどう切り返すか?
など、こういったところを自分で深堀していくのです。
それこそ、ネットで調べたらすぐ出てくると思います。
10個をしっかり勉強します。
1位に惹かれない人もいるので、
そのために3位や4位も必要なのです。
ましてや1位を買ってくれた人に2位や5位のものを一緒に勧めてみても良いかもしれません。
「10個」のデータはこのブランド(店)が好きな人の好きなものを集めているデータなのですから、
お勧め&ひと押しすると買ってくれる確率がグンと上がります。
トップ10商品たちは必ずお客様が観る場所にあったり打ち出してあることも重要です。
そして商品に興味を示したお客様に、
あなたが勉強して解ったことをしっかりプレゼンしましょう!
ランキングは1ヶ月に1回くらいは順位が大きく入れ替わります。
半月~1ヶ月ごとにランキング内容を再チェックし、「今の旬」がどれなのか把握しましょう!!
繰り返しになりますが、つまりは
個人売上を上げるには、
客数UP(買ってくれる人数)と客単価UP(買ってくれる金額)が大事です。
『人気のある10商品をとくに覚える』ということは
接客が成功する確率=買い上げ率を上げる ことに繋がります。
5回接客して1人に売れる人と、
同じく5人に接客して3人に売れる人だと後者のほうが個人売りは高いですよね♪
では、買い上げ率を上げることが出来たら次は客単価を上げてますます個人売上を伸ばす方法として、宜しければこちらもお読みください★